【不定期更新になります】
当初はほぼ週1回の更新でしたが、ネタを意識すると縛られてしまうし疲れるので、
気が向いたときに撮ったものを1点ずつ出してく方向にしようかと。

2013/11/27

静狩鉱山ファイナル探索

これを逃したら年内はもう無理だろうと思い、22日の夜に特急で東室蘭入り。ネットカフェに泊まって午前5時50分の始発で静狩駅に7時半。今回は自転車は持参しなかったので徒歩で向かいます。










地点A:
旧国道の入り口は簡易ゲートが置かれていましたが、倒木1つと路肩が崩れかかっていたんでそのためでしょう。以前にあった巨大土管は撤去されてましたね。採石場跡から急に道が荒れていました。序盤、GPSルートが道から外れていますが機械の誤差です。

地点B:
以前の私とはちょっと違うよと、何ら臆することなく「強行偵察編」で行った施設跡&坑口へ直行。入り口の藪は人が入った形跡がありました。ここの記事も数十のアクセスがあったので、後追いで行ったのでしょう。
坑口の1つはちょうどログの突端で藪に隠れています。そこから斜面に沿って斜め左に後退する途中にもう1つ。



地点C:
谷間に沿って登っていきますが結構な傾斜。少数の獣が行き来している形跡あり。掌より小さめの足跡が少しあったものの、足跡が滑っていて鹿だとは断定できず。春に進入路を探った時に周回林道に1ヶ所だけ、熊の足跡と糞がありましたが小熊レベルだったんで、出てもその程度なのだろうと、遭遇した瞬間に斬る方針でマチェット(剣)を常に片手に持ったまま進む。

地点D:
家1軒分ほどの平場と土盛り台座があり、谷はここで少し方向を変える。リフトやケーブルカー並の傾斜なので巻き上げ施設の中継点があったのではないかと推測。
そしてここで谷間のラインに異変が見られ、そのまま山上まで続く。この穴の写真は足元を写したものです。穴の奥は土ではなく岩が重なったような感じで、拳ほどの空間が奥へ。
これは、坑道が崩落してできた陥没ではないかと。谷間の部分が一番低いですからね。とすると、谷のラインを行けば最悪の場合、踏み抜いて中に落ちて生き埋めになる可能性がある。念のためここから先は、谷底から少しズレた斜面上を登ることにしました。

地点E:
新たな坑口を発見。そこそこ口もしっかり開いてますが、先を急ぐのでこのまま坑口の上を通って進むことに。中の探索は某氏のグループに任せるとしましょう。私はもう二度とこんなとこ行きたくない(ぉぃ)。
谷の不自然な陥没もこの先どんどん増えていきます。雨上がりで直径数~10mほどのそこそこの深さの陥没なのに、どれも水がたまってないんですよ。傾斜のある谷なんだから長期的には水流で斜面も真っ直ぐになっていっていいはずなのに。

地点F:
もうすぐ山上の台地かなというところですが、急斜面に笹の劇藪。さらに陥没の連続(写真手前も陥没)で、そうそうスムーズには進めません。藪にからまれて眼鏡まで外れたり。

地点G:
山上に落ち着いたはずなのに、そこは笹の激藪で視界のない世界。たまらず、かすかに笹の踏み倒されたラインを行ってみると数メートル四方に笹が倒された空間。それが3つくらいはあったような。GPSルートが乱れているのは、進んですぐに笹や木が絡まって動けなくなるので真っ直ぐ進めなかったからです。靴紐もほどけていたので(スパッツ持ってこなかった)、その空間で警戒しつつ体勢を立て直す。
本来は山上を縦横に調べるべきでしょうが(特に南西部)、視界が無いし動けないんじゃ仕方ない。北の周回林道へ脱出を図ります。地形図にあるこのG地点の横方向の谷間は開削された鉱山道じゃないかと思ってましたが道と言える姿じゃないですね。ボッコボコ陥没してて。

地点H:
周回林道も近いというのに陥没はまだまだ。この写真の手前と少し先に大きな陥没。そうした陥没の間の境界を進んだり。藪や木が薄くなった所はありましたが、明らかな廃道のラインというのは確認できませんでした。

地点I:
周回林道に出て身辺を整える。カメラも泥が付き、レンズを拭く布も濡れてしまってます。それで余計に枚数が減ったのでした。探索結果に呆然としながらゆったりと林道を歩いてゆく。

地点J:
この辺にも坑道群があったのに何か無いのか? と再び激藪に入っていくもやはり視界が得られない。斜面まで登って少し見えた所では山の景色しか。

地点K:
廃道が分岐していたので入ってみた。特に何も無く、再び林道へ。

地点L:
静狩峠のこの地点Lへの道だけ、春先とは違って新しく整備されてました。廃道と斜面に植林されてましたが、施設跡とか坑口の類は見当たらず。

地点M:
旧国道を少し進んでから川へ降りる分岐へ(旧道はこの先荒れていて進みにくい)。早く抜けたかったので。国道に通じていると思ったら川までだったので最後は藪こぎで強引に脱出。

地点N:
国道から斜面を降りて輸車路へ。今回はヘルメットやロープなども一式持ってきたけど、周りに確保を取るしっかりした木が無かったのと、坑口のヒビ具合が微妙なんで、単独での突入はやめました。中の様子は他のグループが調べてくれましたしね。

最後に、今回のGPSログデータを。フリーソフトの「カシミール3D」で使えるGDBファイルです。2本のログをzip圧縮してあり、前半は周回林道まで、後半はその後のグダグダです。お好きに料理して下さい。

それではこれにて、後に続く探索者へバトンを渡します。 「ご安全に」

2013/11/21

ウトナイ砂丘

天気予報的に行き場がないなとは思っていたのですが、見事に寝坊してさらにドハマリ。最近、National Geographic に登録したんで、近場でそれっぽい絵が撮れそうな所はということで苫小牧のウトナイ湖をチョイス。そして昼12時過ぎに出て駅に着いた瞬間、
【悲報】 人身事故発生、JR全面ストップ
高速バスにも乗り遅れ、次の便で苫小牧のウトナイ団地で下車して自転車を展開。車輪を換えた関係でブレーキ位置もその場で微調整したりで、ウトナイ湖の裏手の現地に着くと日没まで間がありません。


足跡は私の他は鹿ですね。公園のように見えますが遊歩道の類はなく、林の中に入っていくと急に開けるような感じです。砂地の上に苔の世界。





ちょっと時期が悪いですね。緑とか紅葉の時期ならもっといい感じだったと思うのですが。それに、日没が迫って時間がなかったので、どこを撮るか落ち着いて考えられず適当に。


植苗駅に着くとちょうど真っ暗で、一息入れるかと自転車を畳んだところでスピーカーからアナウンス。
【悲報】 人身事故の影響で列車が運休、次の便も未定
ただでさえ全ての列車が止まるわけではない無人駅。自転車を再び出して走るしかない。国道36は車の流れが速い上に路肩も狭い所があるんで、自転車にはあまり優しくない。暗くてちょっと危なかったけど、千歳駅まで走りました。

2013/11/16

ミニレポ 銭函鉱山

今週は銭函鉱山に行ってみました。ちゃんとしたトコに行きたいんですけど、時間が取れず、夕方までに帰宅できる所と いうことで、訓練の要素も大きいかな。
さて。「銭函鉱山」で検索しても昭和26年の杉本さんの調査報告しか出てきません。鉱床の厚さは1層のみ1.3mで南北に250mということですから、あっという間に取り尽くされたんでしょう、現地には平場しかありませんでしたが、ミニレポという形ででも出しておけば興味のある人の参考になるかと思い。その調査報告には「谷底の雪の融けた所に温泉」という記述もあったものの、温度が低いのか、湯気が出ているような箇所は目視できませんでした。

桂岡から銭函川に沿って6kmさかのぼる、ということで、場所は特筆することはありません。道はここで分岐してますが左の別のゲートの先は現役の採石場です。

ここを右に折れると春香山・銀嶺荘の方へ。

廃屋に近い小屋が。

その先すぐに2つの崩落で道が途切れ、シングルトラックに。


かつてはここをトラックも通ったとのことですが、その面影はありません。



調査報告では「鉱床近くになってふたたび両岸に段丘が発達してひらけてくる」とありますが、まさにそんな感じ。
 

 現在の地形図には左へ曲がって行き止まる道しか描かれてませんが、直進の道も続いてます。

ちなみに左は銭函天狗山への登山道になってるんでしょう。


対岸に平場があって分岐した沢の上流へ続いてますね。この手前に古い鉄柵の跡と廃道が分岐してるので、橋があったと思われます。鉱床は右岸のみとのことなので無理に渡渉したりはしませんでした。

左側に分岐している作業道はぐっと左手へカーブして斜面を上がりますが方向的にはUターンだったんで引き返しました。


道路末端。この先には何もなさそうで。

右側の沢を見ましたが、鉄成分の出ている感じはしませんねぇ。

とまあこんな感じで何もなく終わって残念でした。調査報告の図では橋や鳥居のマークもありましたが、探しても人工物は皆無です。

鹿はいましたが終始、静かな場所でした。

2013/11/07

閑話休題: 山形の廃道探訪

ここんとこパッとしなかったので、過去ネタでも入れます。全部コンデジ写真ですけども。
震災の前年だったか、高速無料化を使って八戸でレンタカーを借りて盛岡まで高速、あとは一般道を飛ばして新庄から最上川沿い。


鶴岡の由良海岸で廃道をつまみ食い。今思えばこんなとこすっ飛ばして国道113旧道の片洞門に直行すべきだった。

そして国道345笹川流れ。ここで夕暮れとなる。暗いので写真が猛烈に荒れてます。




時間を使いすぎたと国道113をひた走り、米沢そして栗子峠を通って滑川温泉に夜8時着。峠駅ってとんでもない所にありますな。酷道・険道大好きですけど、ナビがあっても道が正しいか不安になる険しい山道でした。

せっかくの温泉宿でしたが翌朝早くに出て、米沢から裏磐梯へ。攻めすぎてABS作動(苦笑)。



そしてその筋には有名な国道121旧道・大峠の山形側へと。





時間の関係で本当にざっと眺めただけ。あとはひたすら北上して八戸に戻ったのでした。いずれきちんと探索するための下見のつもりで広範囲に回りましたが、震災やら何やらで。再び行ける日が来るのだろうか。

荒れた写真ばかりで、お口汚しでした。